先日、NHK-TV「伝説のコンサート 西城秀樹デビュー50年スペシャル」を見ました。
1972年デビュー~80年代までの 歌番組やコンサートの様子を年代順に編集してあり
どれも聞き覚えのある曲ばかりで楽しめました。
実は、昔々…私は一度だけ西城秀樹を見たことがありました。
高校3年の夏休みを利用して 東京でデッサン講習を受けるため30日滞在したことがありました。
当時、私は地下鉄赤坂見附入口付近を歩いていて「きゃ~♥」という女の子の声の方をみると
西城秀樹が階段を軽やかに駆け上がり、下の女の子に向かって「じゃあ~またね~♥」と手を振りながら
爽やかな挨拶をして顔を上げた時、道を挟んで歩いていた私と目が合いました。
(きっと勝手に私がそう思い込んだのかもしれませんが)(;^_^A
第一印象は、『ヒデキ細っそ!!』
ブルージーンズに白シャツで爽やかでした。
そのまま私は何事もなく地下鉄駅に行き 目的地のお茶の水まで行ったという
たわいもない話なのですが、なぜかその時の記憶は鮮明です。
デビューしたての17才は私と同い年で、同じ時代を過ごしてきたので
コンサートで熱唱する姿を見ていると、当時の自分とダブります。
ある画家が、「自分は死んでも作品は残るから」と言われてましたが、
歌手も同じだな~と思いました。
秀樹さんは何度となく病に倒れ 晩年は病との闘いだったようですが
リハビリを頑張っていらっしゃった映像を思い出し、いつでも、どこでも、
一生懸命『最善を尽くす人』だと感じました。
もし、50年前のあの場面に戻れたら
私は「ヒデキ~♥」と大声で呼んで、手を振ると思います。